椅子でできるヨガ

私たちのDVD《体と脳に効く椅子ヨガ》はお陰さまで好評を頂き、今年1月にはJ-COMオクトマンTVでも1ヶ月間放映されました。

中高年の男性、女性共に支持されています。
よく目にする鳩のポーズや英雄のポーズが代表的と思われがちですが、実際はとってもとっても柔軟性を必要とする鳩のポーズ、膝や腰をしっかりと使った英雄のポーズがヨガの代表的なポーズではありません(笑)。
840万種類あると言われているヨガのポーズのほとんどはジミ~な動作で身体の内側、外側に筋力をつけるポーズです。
ヨガは大昔から9歳~生きている間の誰でも、いつからでも出来る、と記されています。
誰でも、ということは身体の柔軟性にかかわらず、そして膝や腰などに支障がある人も出来る、ということです。
私たちは35年ヨガをたくさんの方々に指導してきましたが、その中には様々な体調の方がいましたし、今もいます。
脳梗塞の後の方、心臓の手術をした方、ガン治療の最中の方もいます。それぞれの方がヨガをして良かった(^-^)と言います。

ここ10年ほど、講演に招かれて地方や東京近郊の様々な場所に行き、中高年の方々を対象にヨガを勧めるのですが、特に最近は床に座ることが出来ない人がびっくりするほどいて、マットの上でのポーズは難しい状況になっているのです。
そこでなんとか身体を動かす習慣を着けて欲しいと思い、私たちは仕方なく(笑)椅子でできるように工夫しました。
《身体はつながっている》がヨガの考え方です。
椅子でのポーズは多少ポーズ数が限られますが、でも、身体はつながっているのでどこか動かせば血流の流れで支障のある箇所に届くのでは?、と思います。
何よりも身体をきちんと動かしたら、気持ちもスッキリするという声も多く聞かれます。
もちろん、私たちの希望は、ちゃんと曲がるヒザ、しっかりと伸ばせる腰骨、片足で立てるバランス力を保ちつつ年齢を重ねていくことですが、すでに中高年の域に達している方には今すぐ椅子でのポーズを実践していき、人生の最後の瞬間まで♪なるべく自力で生きることをイメージして欲しいと思います。
50歳がラインです☆→経験から。
まだ大丈夫の方も必ず50になる予備軍であることを忘れずに。