身体の退化が心配になりませんか?

 年明けからこんな話題ですが、少々おつきあいください。

 

 たくさんの人たちを相手にヨガの講演レッスンを長く続けてきた私たち。

ここ5年、どこに行っても思うのは、「身体の退化」です。

しゃがめない、床におしりをつけて足を揃えて座れない(長座)、両足でまっすぐに揺れずに立てない、膝に額がつかない、などなどきりなく「~できない」動作やポーズが増えています。

 10年前は100人集まったら95人は出来たことが、徐々にその割合が逆転しだし、今では出来る人が0人の時さえあります。

 健康意識が高まり、歩いたりジムに行ったりと身体に関心が深まっているはずなのに、日常的にできて良いはずの細かい動作が困難になっています。

 椅子に座っての生活が中心になり、しゃがむことが全くというほど無くなった生活スタイルが大きな要因ではないかと思います。これは大変ですよ! 

 使わなければ退化するのは当然です。あと何年かしたら、しゃがむことも、正座も出来ない人が多くを占めることになりそうです。普段の生活の中で立ったり座ったりしゃがんだり、とにかく意識して、細かな動作をしましょう❗

 

①しゃがめますか? →カラスのポーズ

②床に腰を直角にして座ることができますか? →杖のポーズ

③正座できますか? →正座のポーズ

 

今年はまず、この3つのポーズを日々行いましょう❗