★兼高かおるさん、安らかに。

 年が明けてすぐ、兼高かおるさんの訃報が届きました(1月5日) 

  兼高さんと知り合ったのは客船ぱしふぃっくびぃなすの世界一周クルーズで、私(アニール)はヨガの講師として、兼高さんは講演者として同船しました。

 

 兼高さんのお父様がインド人だったこともあってか、私たちはわりと打ち解け食事や寄港地での観光も度々ご一緒させてもらい仕事も船旅も楽しむことが出来ました。 船から降りてからも東京の我が家に電話を下さり、たまには会いたいですね、と互いに言いながらのびのびになってしまっていました。

 昨年の電話では、もう年寄りよ! などと言って私を笑わせてくれました。 ヨガをしたい、と何回も連絡を下さったがそれも叶わず訃報をテレビで知ることになりました。 私の妻とも電話で話し込むこともあり、老いることを嘆くこともあったと言います。

 ヨガでは、老いは治療できない病と言います。 私たちも生きていれば老いからは逃れられない定めです。 

   次は私たちもいつかそちらにおじゃましますから、兼高さん安らかに。

(アニール)