秋山正子先生、ナイチンゲール賞おめでとうございます❗

8月7日、アチアチの外から帰宅し、テレビをつけたら
秋山正子先生が、同じ名前の雅子皇后さまから胸にバッチをつけていただいている
ュースが画面いっぱいに広がりました。
おめでとうございます、とテレビに向かって拍手。

秋山先生が室長を務める新宿の「暮らしの保健室」で椅子でのヨガを地域の皆さんと続けている私は、保健室に通ううちに少しずつ

人が病気になったときどうするか? 人が高齢になったときどうなるか? 

を見聞きして学びました。
秋山先生はゆるやかな、と私には見えるリーダーシップ(失礼)で保健室の大勢のボランティアスタッフさん始め専門職の皆さんの中心になり、又ガン患者さんに特化したもう1つの取り組み「マギーズ東京」をも引っ張っています。

年を重ねて私たちの周りもガンにかかる人や、親の介護をする人が増えています。
私もそうでしたが、ガン治療も介護もある日突然、目の前にある難問に答えを出していかなければなりません。
しかも、難問は次々とやってきます。
相手は初経験の「老い」や「病」ですから、本人も家族もハッキリとした解答を持たないうちに進行していきます。

そんな時、「暮らしの保健室」も「マギーズ東京」もとても頼りになります。
どうしたらいいのか? 優先順位はどれか? など迷う心に道筋を示唆してくれます。
決めるのは私、ですが知識や行く道を示してくれる場所です。
最初はぼんやりとしかわからなかった秋山先生の仕事でしたが、私も父を介護し看取り、周囲のガン治療に迷う人たちをガンカフェに誘ったりとしているうちに秋山先生の仕事の意味が少し分かって来ました。

人は迷います。
人は寂しいのです。
そして、人は一人ひとり実は自分の考え方を強く持っているのです。例え間違っていても。
その場所を訪ね、話すことで生きることへの希望がわずかでも出来ます、多分。
話す相手がその場所にいる、が「暮らしの保健室」や「マギーズ東京」だと感じます。
場所を作ってくれた秋山先生に接した人たちは皆感謝していると思います。

先生、ナイチンゲール賞本当におめでとうございます。



(私たちのDVD「脳と体に効く、椅子ヨガ」(2016年婦人の友社発行)に秋山先生から推薦の言葉を頂いています)