今、明日館で行なっている月一回の《椅子に座ってのヨガレッスン》はDVD「体と脳に効く椅子ヨガ」(婦人之友社)発売時に読者の皆さんに広く知って頂くために行ったものでした。
月に一度、明日館に集まりしっかりと体を動かし、後はそれぞれの家庭でDVDを使って出来れば毎日少しづつ体を動かしてください! という趣旨です。
DVD発売から一年半以上経ちますが、明日館のレッスンも続いています。
初回からいらしている方、途中介護やご自身の不調などでお休みして再度復帰した方もいますし、毎回新しい顔ぶれも必ず加わります。
四季の変化を感じることができる明日館の庭が見える教室(本当に教室なのです!)でのレッスンは終始笑い声が絶えない60分です。
何故ヨガをしていて笑い声? と思われるかもしれませんが、
「こんなこと簡単にできる」と思うポーズが
実際に動かしてみると大違いだったと分かるときの笑い声です(笑)。
脳はちゃんと指令を出しているのに、体はなかなかその通りにはならなくなっていることをヨガをしていることでハッキリ分かります。分かると、ついつい(呆れて!)笑ってしまうのです。
体の衰えを目で確認することはツラい事ですが、見たくないと言っていたら生活の質がどんどん低下しまうので、笑いながらでも皆さん真剣に体と向き合う時間が明日館の60分と言えます。
8月は、大妻女子大の管理栄養士さんたちのスキルアップ研修に、そして暮らしの保健室でのガンカフェに出掛け、現役で働く20代の若い女性たちから、ガンを患った94歳の女性も出席のガンカフェという幅広い年齢の皆さんとヨガをしました。
9月は、薬剤師さん達の会に出掛け働く女性たちの心身の健康とやがては薬剤師さん自身が薬局に来る患者さんに身体を動かすことのアドバイスをして欲しいと言う夢を持っての会でした。
ヨガが提唱する《生きている間は身体の手入れをし続ける》を伝えるのが私の役割です。
検査や医師に身体を丸投げせず、日々の手入れは自分で行うことは私たち人間の義務だとインドの古い歴史は教えています。ヨガを実行して、今日を良い一日にして生きる意味を知ることがヨガの哲学です。
ぜひ明日館レッスンにお出かけ下さい。